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バーミキュライトとは?安全性や注目度など解説します。
建築素材として注目を集めるバーミキュライト。バーミキュライトは、酸化ケイ素、酸化マグネシウム、酸化アルミニウムを主成分とする鉱物で、高温でバーミキュライト原石を加熱処理をすることで膨張します。膨張する時の様子から別名「蛭石(ひるいし)」とも呼ばれています。
本記事では、バーミキュライトの特徴や安全性などを解説し、建築における利用価値を探っていきましょう!
バーミキュライトとは
バーミキュライトは、天然鉱物の一種で、苦土蛭石という鉱物を加工し使用できるようにしたものです。軽量で耐火性に優れ、断熱材や建材として利用されます。通気性・保水性にも優れています。建材というよりは、現在は園芸用で知られていることも多いようです。
また、バーミキュライトの主成分は天然の粘土鉱物。粉砕して土と混ぜれば、再びケイ酸肥料として使用できることから、環境にも優しい素材であるといわれています。断熱性にも優れているため、省エネ効果も期待できます。
バーミキュライトの安全性について
1960年~80年代には、バーミキュライトが広く使われるようになり、建築材料としても多用されましたが、その後、不純物として混ざっていたアスベストが健康に悪影響を及ぼすことが明らかになり、禁止されるようになりました。
現在のバーミキュライトは、アスベストが含まれていないことが確認されており、日本国内でも安全基準が定められ、自主的な安全基準を設ける企業も増えています。安心して使える建材の一つとして注目を集めています。
バーミキュライトの注目度
近年、バーミキュライトが注目を集める理由としては、その軽量性や断熱性、防音性などが挙げられます。また、天然鉱物であるため、環境に優しく、リサイクルも可能であることから、建築物や住宅、船舶、機械部品、農業資材など様々な分野で使用されています。
日本でも、従来の建材に比べて断熱性に優れていることから、地震や台風などの自然災害に強い住宅に使用される例が増えています。また、バーミキュライトを使用した建築物には、高い耐久性や美観性も評価されています。
まとめ
バーミキュライトは軽量で断熱性に優れ、耐火性もある天然鉱物です。
現在でも、バーミキュライトの中にアスベストが不純物として残る建物が、存在し、解体時などに手間がかかることから、バーミキュライトとアスベストがセットで認識されることが多いです。しかし、実際のところは違います。
健康被害を及ぼすアスベストが含まれないことを確認できるようになりましたし、バーミキュライトは保水性、無菌、耐火性、耐熱性、防音性など建材として優秀な素材です。
今回テレビで「バーミキュライト」の話をしていたので、工務店として気になったので、調べて書いてみましたので、参考にしてみてください^^
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